2019/09/25

ことりの基本形

(シルバー矩形)との繋がり

 前の項で、(ことりの基本形)が出て来ましたが、改めてその形や「ことり」の姿を示します。(写真1・2)
 この「ことり」という伝承作品は、その完成形がかわいいだけでなく、前項で見ました通り、楽しい(幾何の図形)や(やさしい数理)とも繋げられる(教材効果)もあるものでした。

 さて次に、前項での(パズル)の答えの姿を(写真3)に示します。 ところで、この白い(面積1:2)の正方形の出方の上下を入れ変えたものから、(ことりの基本形)と同じ折り方をしてみたら、(写真4)のような形で「白頭わし」が現れました!
(ことりの基本形)の(比率変化)という思い付きが、思わぬ収穫となり「やったー!」


           写真1 「ことり」
次のことに、何の証拠も根拠もありませんが、
私はこれは大正時代に考えられたもののように思い
ます。何故って、大正ロマンの香りがするから!?
 なおこの形を(基本形)として取り上げたのは、
私が最初なんです。              
             写真2
(ことりの基本形)の姿は、正式には真ん中のもの
ですが、今日では右の変化形も同じく(ことりの基本
形にしています。いや失礼、こんなことを決めたのも
かく言う私のようです。はっはっは。       

写真3


写真4
上部に2、下部に1、の面積比から
出来た(新しいことりの基本形)です。

はい! 「白頭わし」アメリカのシンボル。
なお、下の台座は、(織り紙)の「正12面体」

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