2019/08/02

(し)か(ひ)か?

「羽田発7時50分」

 古い話題ではありますが、低音の魅力とて大人気だったフランク永井さんの歌に、見出しの変な題名の歌(作詞家さん、ごめん!)がありました。知ってますか? すぐ覚えられる静かでいい曲ですよ。

 ところであなたは、この(7時)をどう発音しますか? あるいは「七面鳥」のことはどうでしょう?

 長野県生まれですが、9才から東京育ちの私は、これを(ちじ)(ちめんちょう)と読んできましたが、これ大きな間違いで、(ちじ)(ちめんちょう)が正しいのだそうですね。
 そうです。フランク永井さんは、はっきりと『羽田発ちじ、』と歌っておられましたが、…私はこのところで、いつも(戸惑い)を覚えてしまったことではあります?

「七福神」は、私には(ひちふくじん)でしたが、これも(しちふくじん)。「一六銀行=質屋」は(ひちや)ではなく(しちや)。 そもそもパソコンや電子辞書で、(ひ…)と打ち込んでも表示されません!(し…)でないとダメなんですよね。
 “し”を“ひ”って言うのは、東京の方言かな?

 話は飛びますが、私の大好きな民謡に(秋田音頭)がありますが、これ何十回聞いても楽しく嬉しくなります。これを聞くと、日本語の何と豊かなことよ!の思いになります。

『コラ、秋田名物 ハチモリハタハタ オガデ オガブリコ ノシロシュンケイ ヒヤマ
ナットウ オオダテマゲワッパ』(あなたはこの“和製ラップ”の言葉、判りますか?)
 まさに北国の人たちの、巧まざるユーモアでしょう。厳しい自然にめげない知恵なんでしょうかね。

 さて話を戻して、前に(言葉遊び)で「なぞなぞ」や「回文」のことを話題にしましたが、おりがみでもそんな(遊び心)で楽しむことが肝要でしょう。そう思います。

 そうそう、中国に、「竹林の七賢(ちくりんのちけん)」と呼ばれる(賢者)の伝説がありますね。 まあ私はそんな7人(しちにん)のテーマをくふうしたいの思いが、かすかにありましたが、…この中の一人としても似合いそうな姿を、「仙人(せんにん)」としてくふうしたものをご紹介しましょう。

「まだだれもおりがみ化していないようなテーマをくふうしてみよう!」なんて思ったときには、クソ真面目に考えていたら難しい。 楽しい発見の糸口は、きっと(遊び心)にあるだろうと思います。 それとそうです! 無心で楽しむ(イメージゲーム)ですよ。


 猛烈な暑さが続いています。ぐらぐらする頭には、話題も思い浮かびません。で、しばらく(夏休み)として休憩します。



わしゃ仙人だが、「賢人」でもあるよ。
あるいは、もっと昇格させて「神さま」! 
も似合うじゃろう?           
わっはっは!