言葉を愛した人々と、…
昔、落語家の立川談志さんが、『おれが死んだときの死亡記事は、談志が死んだ。の回文にしてくれ。』と言っていたのをテレビで見ました。はて、亡くなったとき、ほんとうにそう書いた新聞あったのかな? ともかく、言葉を愛した談志さんですね。
さて前項での「矢野目源一編 娯楽大鑑」から、この(回文=上から読んでも、下から読んでも同音のもののこと)のいくつかを紹介させてもらいましょう。
まずは談志さんと同じような短い言葉から。
塀のあるあの家 磨かぬ鏡 私負けましたわ 留守に何する ダンスが済んだ
旦那が何だ いか食べたかい 隣家は官吏 色白い 良く利くよ 夜居るよ
次は(俳句)のスタイルで。
草の名は 知らず 珍し花の咲く 消ゆる子の 片身に見たか 残る雪
(和歌)のスタイルで。
長き夜の とおの眠りの皆眼ざめ 波乗船の 音の良き哉
草々の 名は知らぬらし 花守も名は知らぬらし 花の咲く咲く
いやいや、他人の本の抜き書きでは、ブログのネタも種切れの様ありありですね。自分でも何か気の利いたのを、と思うも、…
邦、食べた肉 つまんねー!
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