足立一之さんが、私たちに残してくれた五作品についての(パズル的?記述)につき、私はそれらを一応は解いたと言いました。ただ、「くじゃく」については、それは正解とは思えないので、まだ謎解きの楽しみが残っているとも言いました。で、ここにその謎解き試案の第2弾をご紹介します。
ただし、私自身これも正解とは異なると思っています。その理由は、これは(複合)での解答で、伝承の中には複合作例はほとんど無いからです。(“やっこさん”と“はかま”との複合は例外的な存在。他に6枚で作る「玉手箱」は、ユニットの原点と考える。)と、まあここでの解答は、伝承作例の「帆掛け船」からの折り方の発展ですから、その点で私のチャレンジの根拠とはなりますものの、まあ、やはり違うでしょうね?
でもそんなことまったく「どうでもいいこと!」です。だってそれ(おりがみ、くふうの楽しさ)を楽しんでいるだけだからです。内山興正師の教えでは、『おりがみで一番の楽しみは、くふうする喜びを知ることです。』 ほんとにその通りなんですよ。
まあそんな喜びを得るためにも、前にご紹介した「イメージ・ゲーム」をぜひやってみてください。
(帆)にだけ紙裏を出した「帆掛け船」 です。これを(鳥)に見立て変えますが そんな試みは、前の(残る名前と消える 名前)のところでもご紹介しましたね。 なお、この「帆掛け船」は別名「だまし 船」とも言いますが、こんなふうに帆だ け(反転)してしまってはだましぶねに はなりませんね! |
ほら!(尾羽)の大きな鳥です。そして、ー これに(ジャバラ折り)した(尾羽)を差し込め ば、ー |
こんな「くじゃく」が誕生しました。 |
実は、既に(第3弾)も出来ていますが、まあいずれの時にか機会があったら紹介しましょう。どうか皆さんも競争で考えてみてください。
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