2019/04/01

(イメージ・ゲーム)その1

(イメージ・ゲーム)って、どんなもの?

 それは、四角いおりがみ用紙を(無作為にきっちりと折って、それを“半開きにしてみて”、その造形に何か具体的なイメージを見立ててみる”!かくて楽々と作品を得る!)と、まあそんなこの上なくイージーな(ゲーム感覚)のくふう法のことなんです。
 もう少し言葉を変えて、言い直してみましょう。

 まずは(無作為に=つまりこれが主眼で、なにかを作ろうといった“意図”を持たずに折るということ)で、正方形のおりがみを(きっちり)1折り、2折り、…と折ったら、それを(半開き)の(立体状態)とし、その造形にイメージを凝らしてみる。
 つまりその造形に対して、脳内のイメージ・バンクから引き出したイメージを振り向けてみることで、具体的なモデルを連想する! ずっと前の項「山折り、谷折り」を思い出してください。

 いや、抽象的過ぎますか? では、今仮に(きっちり無作為の折り)を(4回)としてやってみます。
 その結果、例えば下の写真のような、6つの形をすぐにも得ました。ああ、私はこのたった4回の無作為折りの造形に、実に豊かな表情を見出しましたよ! そこで皆さんもこれらの形にゲーム感覚でイメージを凝らしてみてください。さあ、これが(イメージ・ゲーム)です!

その1


その2


その3


その4
この形は、ちょっとイメージが難しかったので
ひっくり返したら、下のようになり、楽しいイメー
 ジが得られた。それら私のイメージは、次の項で。 
その4(裏側)


その5
   この(4回折り)こそ、私を驚かした
なんとも豊かな表情群(裏返したり、天
地反転したり)で、実に楽しい表情が得
られるのです。その実際は次の項で紹介
しますので、皆さんぜひ楽しんでみてく
ださい。私がこんなくふう法を思い付い
たきっかけを生んでくれた造形ですよ。
 おっと、私はここに「かに」を見まし
たよ!                 


その6
この(4回無作為きっちり折り)
の造形は、私には即座に「ねこ」が
見えました!そう見えませんか? 

 いずれにせよ、これらの(無作為に折った形)とは、言い換えれば、何の意図もなく折った結果の造形です。にもかかわらず、極めて豊かな表情がありますね。
 つまり(おりがみのくふう法)として、これほど簡単にして、ずぼらな手法はないでしょう。「イメージ・ゲーム」という(くふう法)を、これから数回にわたって、楽しくご紹介してみましょう。
 ともあれこんなことを考え付いた時、私の鼻がうごめいて、(自分の存在理由)をしっかりと自覚した次第です! おやまあ!



0 件のコメント:

コメントを投稿