それは、四角いおりがみ用紙を(無作為にきっちりと折って、それを“半開きにしてみて”、その造形に何か具体的なイメージを見立ててみる”!かくて楽々と作品を得る!)と、まあそんなこの上なくイージーな(ゲーム感覚)のくふう法のことなんです。
もう少し言葉を変えて、言い直してみましょう。
まずは(無作為に=つまりこれが主眼で、なにかを作ろうといった“意図”を持たずに折るということ)で、正方形のおりがみを(きっちり)1折り、2折り、…と折ったら、それを(半開き)の(立体状態)とし、その造形にイメージを凝らしてみる。
つまりその造形に対して、脳内のイメージ・バンクから引き出したイメージを振り向けてみることで、具体的なモデルを連想する! ずっと前の項「山折り、谷折り」を思い出してください。
いや、抽象的過ぎますか? では、今仮に(きっちり無作為の折り)を(4回)としてやってみます。
その結果、例えば下の写真のような、6つの形をすぐにも得ました。ああ、私はこのたった4回の無作為折りの造形に、実に豊かな表情を見出しましたよ! そこで皆さんもこれらの形にゲーム感覚でイメージを凝らしてみてください。さあ、これが(イメージ・ゲーム)です!
その1 |
その2 |
その3 |
その4 この形は、ちょっとイメージが難しかったので ひっくり返したら、下のようになり、楽しいイメー ジが得られた。それら私のイメージは、次の項で。 |
その4(裏側) |
その5 この(4回折り)こそ、私を驚かした なんとも豊かな表情群(裏返したり、天 地反転したり)で、実に楽しい表情が得 られるのです。その実際は次の項で紹介 しますので、皆さんぜひ楽しんでみてく ださい。私がこんなくふう法を思い付い たきっかけを生んでくれた造形ですよ。 おっと、私はここに「かに」を見まし たよ! |
その6 この(4回無作為きっちり折り) の造形は、私には即座に「ねこ」が 見えました!そう見えませんか? |
いずれにせよ、これらの(無作為に折った形)とは、言い換えれば、何の意図もなく折った結果の造形です。にもかかわらず、極めて豊かな表情がありますね。
つまり(おりがみのくふう法)として、これほど簡単にして、ずぼらな手法はないでしょう。「イメージ・ゲーム」という(くふう法)を、これから数回にわたって、楽しくご紹介してみましょう。
ともあれこんなことを考え付いた時、私の鼻がうごめいて、(自分の存在理由)をしっかりと自覚した次第です! おやまあ!
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