2018/12/04

松ぽっくりはダメだって!?

どうしてバツにするんだ?

(松の実)のことは、私はずっと「松ぽっくり」と言って来ました。だからこどもにもそう言って来ました。
 ところがその昔、学校のテストで、こどもがそう書いた答案がバツにされました。正しい答えは「松笠」だというのです。何という硬直した教育でしょう。
 ならば「猫じゃらし」は「エノコログサ」でないとだめなんでしょうかねえ?

『教育とは、知識の伝授ではありません。感動を与えることです。』本当に秀れた教育者はそう言います。

 さて私は「松ぽっくり」が大好きです。そこで散歩の途中でこれが落ちていると、ついつい拾いたくなっちゃいます。 でも家のスペースはもう過飽和。

 なんですか、松ぽっくりを上から見たときの、種の支え部の出方が、「フィボナッチ数列での螺旋」になっているのだそうですね。ほんと?
 話は飛びますが、この松ぽっくりの中にある本体の白い実は、酒の肴にしてもすごくいい! けっこう高級な中華食材。

 ともあれそんな私の好みを知っておられたのでしょうか? 何年か前、埼玉の左方文子さんが、素晴らしい「松ぽっくり」をプレゼントしてくださいました。
 どこの、どういう、など詳しい情報は左方さんも覚えていないとのことでしたが、これを上から見れば、どうしたって「バラの花」の姿です!(その後インターネットで、これはヒマラヤスギの実で、スギという名になっていても松の一種で「松ぽっくり」だと!)

ヒマラヤスギの「松ぽっくり」


 まあこの他に、イタリアで拾った(細長い松ぽっくり)や、地元の祭りで買った(装飾品でのミニ松ぽっくり)など、すごく変化に富んだ「松ぽっくり」のいくつかをご紹介しましょう。ともかく、自然の木ノ実の姿は、実に想像以上にユニークなものなんですね!

中央の、首に飾りを掛けた大きな松ぽっくりは、
近くの農協スーパーの農業祭で買ったもの。はて?
どこの国の松ぽっくりやら? なお、その右下に見え
る、ミニミニサイズの松ぽっくりも、出所不明の奴だ!

松ぽっくりとは関係ないが、バス停で
拾った「プラタナス(すずかけ)の実」
奥の光るのは、友だちの奥さんがこれに
装飾を施した美術品。いいですねえ!!


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