2023/01/10

パズル懇話会の思い出

新手の「おりがみパズル」の話

 これは既に記したことですが、昔、数年の間「パズル懇話会」という高級なサークルの仲間にしていただいていたことがありました。

 そこに私と同じ頃入会されたと後で知った、北沢忠雄(Mr.Kitazawa Tadao)さんとおっしゃる方が、今まで見たこともない(おりがみパズル)という、とても楽しいものを紹介されていて、夢中にさせられました。それは大体次のようなスタイルでの問題でした。

◉『図をコピーし、正方形を切り取ったら、3回折ってアルファベットの(H)にせよ。』←そこには中心部に、とても(H)とは繋がらない黒い塗りつぶされた図があるのです。

◉『あちこちと、違う方向を向いている(ぶたちゃん)を、3回折ってぜんぶ同じ方向を向かせなさい。』

 いやーっなんと言う斬新な視点でしょう! そしてこの新手のパズル、その頃おりがみプロを自任する私の心を鷲掴みにしてくれたのです。

 そこで私も北沢さんの視点から問題を考えてみました。それが次のようなもので、会誌に発表してもらいました。 なおこの問題、私は(5回の折り)としての回答を考えていたのですが、すごい方々揃いの会とて、すぐに(4回折り)の回答が送られてきました。どうぞ、解答を捜してみてください。この際折り回数は4でも5でもかまいません。




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