これまで何度か、女の子を読者に意識した本を書きました。1977年にサンリオから出版された「おしゃれなおりがみ キティとかざろう」がその最初。そしてなんと、これは今も生きています! ほんとうに嬉しいことです!
そして2年後の1979年、学研よりの「ジュニア実用百科 生活4 折り紙あそび」もその意識を持って書いたもの。そしてこの中には、初めて(野菜のおりがみ)をくふうして入れてみました。(野菜=女の子)って、よく考えれば変なイメージですが??
次が1981年、サンリオから「おりがみひろば にんぎょうのへや」。そして、その10年後の1991年、「おひなさまの事件」の項でお話しました日本文芸社の「最新・かわいい折紙のすべて」。そしていちばん新しい(?)のが、2009年に大泉書店からの依頼で書いた「遊べる おりがみ」です。そしてこの中でも(野菜、そして果物)などをくふうしました。(お人形=女の子も、果物=女の子も、まあ妥当なイメージと言えるでしょうね。)
さて「だいこん」「にんじん」「かぶ」、なんていうのは、すぐにくふうのイメージが得られますが、「長ネギ」「ほうれんそう」「キャベツ」「白菜」「玉ねぎ」、なんていうのは、???ーでしょう! でも、そういうものをくふうするのが私は楽しい!
同様に「りんご」「いちご」なんかはイメージが容易ですが、「洋ナシ」「ぶどう」はどうでしょう?
というようなことで、その後のくふうと共に、前掲の本の中に載せた野菜と果物の、あれこれの成果をご紹介します。
だいこんには「青首ダイコン」と「中太ダイコン」 「白菜(左上)と「キャベツ(下中央)」は、少々 おしつけがましいか? でも右下の「長ねぎ」は、 大泉書店の本に、自信をもって紹介しましたよ! 右上の「玉ねぎ」「ピーマン」は、やっぱ地味か? この他にも「ほうれんそう」「きゅうり」などあるも 写真が少々窮屈になるので省いた。想像してみて。 |
「バナナ」は、(4本)(6本)とまとめて表現。 「とうもろこし」は、茹でて食べられるようにした姿(右上)で。 「ぶどう」は(1枚折り)ですが、「さくらんぼ」は(2枚折り) 「トマト」は野菜か果物か?(上中央) 『洋ナシ(ラ・フランス)は(右下) |
ほらね!おりがみって楽しいでしょう! そう、女の子にも男の子にも、おねえさんにもおにいさんにも、おかあさんにもおとうさんにも、…そして言うまでもなく、おばあさんにもおじいさんにもね!
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